部品ひとつの遅れが、
どの顧客に届くか。
つながる情報で、初動を早く。
Omakase ERP® サプライチェーンリスク管理は、SAP などの基幹・周辺システムに散らばる情報を連携・集約し、調達・SCM の業務に合わせて構築するソリューションです。災害・紛争・納期遅延の影響を製品・工場・顧客までたどり、サプライヤーへの確認と社内の初動につなげます。
API・ファイル・CSV 連携から通知・業務フローまで、お客様ごとに設計・構築します。
- 影響拠点
- 4
- 最も早い欠品
- 9 日後
基幹・周辺の情報を集約
API・ファイル・CSV で調達・在庫・需要の情報をつなぎ、影響分析に活用。
影響には必ず根拠
事象→拠点→購入品→BOM→製品→顧客の経路と取り込み日時を添える。
N 次の調達先まで
サプライヤーが申告した Tier2 の拠点も、承認後に照合の対象へ。
AI で確認と操作
タスクや影響を自然文で確認。更新は内容を確認してから実行します。
The problem
サプライチェーンリスクは「起きてから調べる」では間に合わない
サプライチェーンが深く広くなるほど、一つの事象がどこまで届くのかは見えにくくなります。
必要な情報が、システムごとに散らばっている
基幹システムの BOM、購買システムの発注残、拠点ごとの在庫。情報の所在も更新のタイミングも異なり、事象のたびに集め直して照合する手間がかかります。
サプライヤーの被災状況は、聞くまで分からない
どのサプライヤーに、どの拠点のことを聞けばいいのか。電話とメールで一社ずつ確かめ、回答は個人の手元に散らばります。
生産が止まりそうになって、初めて気づく
欠品の兆しは現場からのエスカレーションで届きます。調達・生産管理・品質保証が同じ情報を見ないまま、初動が遅れます。
Integration & customization
散らばる情報をつなぎ、自社の業務に合わせる
既存システムとの連携から、現場が動くための画面・通知まで。お客様のシステム環境と業務に合わせて設計・構築します。
基幹・周辺システムの情報を集約
SAP や購買・生産・在庫管理システムと、API・ファイル連携でデータを自動収集。CSV の取り込みも含め、既存システムの構成や更新頻度に合う連携方法を設計します。
メール・Teams で初動につなぐ
事象の発生や対応依頼を、メール・Microsoft Teams・アプリ内通知で必要な担当者へ。通知先・条件・タイミングを、社内の役割や対応フローに合わせて構築します。
優先する業務から、小さく構築
お客様ごとの課題に合わせて、連携対象・画面・権限・業務フローを設計します。まずは優先する範囲に絞った MVP で業務への適合を確かめ、運用の学びをもとに拡張します。
How it works
4 つのステップで、事象から初動まで
事象の種類を問わず、日常の納期遅延も、地震・豪雨も、紛争・地政学リスクも、同じ流れで扱います。
- STEP 1
つなぐ・集める
SAP などの基幹・周辺システムから、品目・BOM・調達先・需要・在庫・発注残を API やファイルで自動連携。CSV の取り込みも組み合わせ、必要な情報を集約。
- STEP 2
検知する
発注残から納期遅延を自動で起票。災害・紛争の情報は、業務に必要な情報源から取得。対象の事象・情報源・取得頻度は、お客様の要件に合わせて追加・削減。
- STEP 3
影響を引く
事象の範囲を拠点・物流経路と照合し、影響する購入品・製品・工場・顧客と、在庫カバー日数・欠品予定日・影響売上を即座に示す。
- STEP 4
初動を回す
サプライヤーへ状況確認を依頼し、生産管理・品質保証にタスクを割り当てる。メール・Microsoft Teams・アプリ内通知を、担当者や業務フローに合わせて連携。
Features
影響を「早く」だけでなく「確かに」
集約した調達・在庫・需要の情報をつなぎ、影響の把握から対応までを支援します。以下の画面は、優先業務に絞って構築した MVP の一例です。
影響分析
欠品予定日と影響売上を、根拠の経路つきで
事象ごとに、影響する購入品とそれを使う製品・工場・顧客を一覧にし、需要と在庫から在庫カバー日数・欠品予定日・影響売上を求めます。
- 事象 → 拠点・輸送レーン → 購入品 → BOM の経路 → 製品 → 顧客 を、すべての行に表示
- データの種類ごとの取り込み日時を添え、数字の鮮度が分かる
- 影響の表・回答の一覧を CSV で、事象の報告書を印刷ページ / Markdown で書き出し
影響売上
¥76.1M
最も早い欠品
9 日後
影響する顧客
5 社
| 購入品 | 製品 | 工場 | 在庫カバー | 影響売上 |
|---|---|---|---|---|
| ブラケット A | ステアリングユニット | 第一工場 | 9 日 | ¥48.2M |
| ハーネス B | ブレーキモジュール | 第二工場 | 17 日 | ¥21.6M |
| 樹脂ペレット C | ステアリングユニット | 第一工場 | 34 日 | ¥6.3M |
AI の要約(参考情報)
範囲内の 4 拠点のうち、単一調達のブラケット A が第一工場で 9 日後に欠品する見込みです。まず S-1042 の稼働状況と代替拠点の在庫を確認してください。
事象の検知
納期遅延は自動で。災害・紛争は候補から選ぶだけ
発注残を取り込むと、回答納期が必要日より遅れている明細を見つけて起票します。災害・紛争などの外部情報も集約し、対応が必要な事象の判断につなげます。取得する事象の種類や情報源は、お客様の業務に合わせて追加・削減できます。
- 情報源の例:気象庁(地震・警報・注意報)・USGS・GDELT。必要な情報源を選び、取得頻度を設計
- 採用後の続報は「続報あり」で知らせ、反映か破棄かを選べる
- 範囲は地点と半径・行政区・国・航路や海峡・企業・品目で指定
- 取り下げた明細は、必要日か回答納期が変わるまで再検知しない
M6.8 地震 · 震源の半径 120km
USGS · 範囲にかかる拠点 4
採用取り下げ大雨警報 · 2 県
気象庁 · 範囲にかかる拠点 2
採用取り下げ港湾ストライキの報道
GDELT · 範囲にかかる拠点 1
採用取り下げ
サプライチェーンマップ
起きる前に、弱いところを知っておく
工場・サプライヤー拠点・輸送レーンと、対応中の事象の範囲を一枚の地図に重ねます。港・海峡を通る物流経路も線で示し、範囲と交われば拠点が範囲外でも影響に含めます。
- 単一調達(拠点・会社)、位置不明の拠点、1 か国に集中した調達先を工場ごとに一覧
- 確定の調達関係だけで数えたときと、推定を含めたときを区別して表示
- 品目ごとに、使われている製品(逆展開)と構成部品(正展開)をたどれる
- 確定で該当
ブラケット A
単一調達先(拠点)
- 確定で該当
センサー D
単一サプライヤー(会社)
- 推定を含めて該当
コネクタ E
調達先が 1 か国に集中
初動対応
調達・生産管理・品質保証が、同じ画面で動く
調達バイヤーが事象を確認して対応を始め、工場の生産管理にラインへの影響の確認を、品質保証に受入確認をタスクとして割り当てます。
- 担当者・期限・状態を記録。すべて完了か取消で事象を自動で終了
- 生産管理・品質保証には所属工場に関わる影響とタスクだけを表示
- 事象の発生・続報・回答・欠品の接近を、メール・Microsoft Teams・アプリ内通知で担当者に届ける
ラインへの影響を確認
生産管理 · 第一工場
代替品の受入確認
品質保証 · 第一工場
供給可否・回復見込み日
サプライヤー · S-1042
供給可否・回復見込み日
サプライヤー · S-2210
Supplier portal
サプライヤーとつながる、専用のポータル
電話とメールの聞き取りを、構造化された回答に。サプライヤーは専用のポータルから拠点ごとに答え、その回答はそのまま影響の計算(供給回復日)に使われます。
- サプライヤーは自社の拠点・依頼・申告・評価だけを閲覧
- 招待はリンクで。サプライヤーの管理者が自社の担当者を管理
- リスク評価の点数はサプライヤーに見せない
状況確認の依頼
事象の範囲にかかる拠点を持つサプライヤーへ、被害と供給の状況を自動で依頼。深刻度で決まる期限を過ぎれば自動で催促します。
N 次の調達先の申告
サプライヤーが自社の調達先と購入品を申告。調達バイヤーが承認したものだけが Tier2 として照合・影響の計算に加わります。
拠点の BCP 情報
代替拠点・BCP の策定状況・ISO 認証・ハザード情報を拠点ごとに。社内は限定のメモを付けて、代替調達先の検討に使えます。
平時のリスク評価
年度ごとに決まった設問を配り、0〜100 点で採点。弱点の一覧と代替調達先のパネルに、何年度の点数かを添えて表示します。
For every team
役割ごとに、見るべきものだけを
ロールと所属工場で、表示とできる操作を絞ります。ダッシュボードの数字も、所属工場に関わる影響だけで求めます。
調達バイヤー
事象の確認・対応開始、サプライヤーへの確認と回答の代理記録、申告の承認。
SCM 企画
外部の候補の採用・取り下げ、事象の範囲の管理、年度のリスク評価の配布。
生産管理
所属工場のラインへの影響を確認し、タスクを完了させる。
品質保証
代替品・代替拠点の受入確認を、所属工場の範囲で行う。
FAQ
よくある質問
SAP など、既存のシステムと連携できますか?+
基幹・周辺システムとの API 連携やファイル連携、CSV の取り込みを構築範囲に含めています。連携先の仕様やデータの更新頻度を確認し、収集する情報・連携方式・運用方法をお客様ごとに設計します。
どこまで自社の業務に合わせられますか?+
連携するデータや影響の算定方法、画面、権限、承認・対応フロー、通知方法まで、業務に合わせて設計・構築します。災害・紛争の情報取得も、対象や情報源を追加・削減できます。掲載している画面は MVP の一例です。導入時は優先する課題と対象範囲を一緒に定めます。
AI の出力が間違っていたらどうなりますか?+
影響の数字は決まった計算式で求め、根拠の経路をたどって確かめられます。AI チャットによる更新は、対象と内容を確認してから実行します。
サプライヤーには何が見えますか?+
自社の拠点・状況確認の依頼・申告・評価の設問だけです。ほかのサプライヤーの情報や、自社のリスク評価の点数、社内のメモは見えません。
メールや Microsoft Teams に通知できますか?+
メール・Microsoft Teams・アプリ内通知を構築範囲に含めています。事象の発生、対応依頼、期限の接近など、通知する条件や宛先を、お客様の運用に合わせて設計します。